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 7月15日、会館10周年を記念して1日だけ入館料が無料となった「ヨコハマおもしろ水族館」を見学してきた。
 同水族館は、お笑いで有名な吉本興業がプロデュースしただけに、ユニークな視点で構成され、ミニ水族館ながら十分に楽しめる施設となっている。
 古い木造の小学校をモチーフとしているところがまずユニークだ。しかもなぜか我が国でなくお隣中国の学校がモデルのようだ。
 しかし世の中便利になったなあ。西武池袋線と東急東横線の直通電車が走るようになって、石神井公園から元町・中華街までたったの1時間で乗り換えなしで行ける。世の中狭くなったもんだね、交通費は往復で2000円近くかかるからあまり気軽にも行けない近くて遠い街ってところなんだけどさ。


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 水族館の入り口正面のウエルカム水槽を泳ぐ南洋の熱帯魚たち。


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 これはナニ? カレーライスと魚のカレイをかけた冗談。水槽の底を見ると、カレールー、ご飯、福神漬けの上にカレイが(笑


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 カレーの次は、カレーに似ていると言われる○○コに似ていると言われるナマコ。便器に入っているとたしかにナマコでなく○○コに見える。クロナマコや黄色いナマコだったらよりリアルだったかも。この場合リアルならいいというものじゃないけど。


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 野菜(模型だけど)と一緒に展示されているのは、植物食の海洋熱帯魚たち。


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 水圧で潰れたカップ麺容器の展示。ブタメンのぶたさんが水圧に参ってぐるぐる目玉になっている!?


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 深海生物の標本展示コーナー。


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 海老のにぎり寿司にそっくりと評判になったこともある「カイコウオオソコエビ」。
 マリアナ海溝の水深1万メートルのまさに海のどん底に住んでいる究極の深海生物だ。


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 寿司種になる魚介の展示水槽。


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 こちらは手洗い場に見立てたサンゴ育成水槽。沖縄の恩納村から預かったチビアザミサンゴを育成している。初めは5株だったものをここまでに育てたということだ。もっと増やして沖縄の海に里帰りする日がいつか来るのだろう。


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 水族館内に設置された怪しい券売機。


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 商品名を見ると、「人魚」「半魚人」「ネッシー」。ぜひ買いたいと思ったが高額で手が出ない、1億円だって。


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 モテモテ イケメンフッシュ水槽に登場したイケメンフィッシュたち。口が尖っているのがお魚界の流行なのだろうか? まあ少なくともオコゼやアンコウがこの場にいないのは頷ける。


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 巨大プランクトンコーナーにはクラゲが展示されている。



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 30分に1回開催される魚の合唱コンクール。時間が来ると楽屋に見立てた隣の水槽からトンネルを通じてぴゅーっとマイクの廻りに集まって来る。デバスズメダイは飼育したこともあるがこんな習性があるとは知らなかった。


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 横浜中華街竜宮城では、鯛や平目よりも美しい魚たちが舞い踊るのだよ。


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 ダルマオコゼの餌付けショーも楽しい。しかし詳しく紹介すると実際に見たときにつまらなくなると思うので、解説しない。


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 こちらは危険な生き物を展示している。ヨコハマプリズンとでも呼ぼうか。

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 ゴンズイ、ハナミノカサゴ、オニヒトデ、ガンガゼの有毒生物に混じって、毒を持たない魚がプリズンに収監されているのはなぜ? その理由はヨコハマおもしろ水族館へ行けばわかる。


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 こちらはプリズンとは打って変わって、童謡「メダカの学校」をモチーフにしたのどかな童謡水槽。

 ヨコハマおもしろ水族館訪問記は次回へと続く。