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 前回の予告通り、仙台うみの杜水族館の記事を書いていきたいと思う。
 宮城県・福島県エリアにある水族館と言えば私の知る限り他にアクアマリンふくしまと、アクアマリンいなわしろカワセミ水族館があるんだけど、昨年までは日本三景・松島の地にマリンピア松島水族館があった。
 マリンピア松島水族館は昭和2年開業と日本国内で2番目に古い歴史ある水族館だった。
 東日本大震災のために多くの生き物を失いインフラに打撃を受けながらも震災から約1か月後には営業を再開するなど頑張っていたのだが、施設の老朽化を理由に15年5月で閉館した。再開のニュースはとても嬉しく思っていたため、その1年後の閉館はとても残念なことだった。マリンピア松島水族館、一度は行ってみたかった。
 仙台うみの杜水族館は運営会社は異なるものの事実上、マリンピア松島水族館の後継となる水族館で、マリンピア松島水族館の閉館から2カ月後に、同館の生き物や飼育員を受け入れる形で営業を開始した。
 それだけに歴史の承継や震災からの復興、地域の未来への展望と宮城県民には強い思い入れのある水族館なのだろうと思う。


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 仙台うみの杜水族館は大きく分けて、「日本のうみ -東北のうみ-」「うみの杜ビーチ」「世界のうみ」「海獣広場」から構成されている。
 順路に従うとまずは「日本のうみ -東北のうみ-」を見ることになる。ここで最初に出会う生き物は宮城県名産のホヤだ。「マボヤのもり」と名付けられた水槽を来館者は下から上に見上げる。とてもユニークなウエルカム水槽だ。


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 この水族館の看板の1つは、入り口からほどないところにある「いのちきらめくうみ」と題された、幅14m、水深7.5mの大水槽だ。屋根が無く自然光を活かした大水槽はまさに三陸の海を切り取って持ってきたような迫力。三陸の海の生き物たちが縦横に動き回る。


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 地元名産のヨシキリザメではなかったがサメがいた、シュモクザメ。


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 前回紹介したタイやヒラメの他に、エイ、カゴカキダイ、ウマヅラハギ、フグ、その他たくさんの魚が泳いでいた。


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 大水槽は2階からはまた違った角度で見ることができる。ここからはベンチに腰掛けゆっくりと魚たちを眺められる。


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 この大水槽で1日数回行われているイベントが「スパークリング・オブ・ライフ」。強い光を使いイワシの群れを誘導することで美しいイワシの群舞を見せてくれる。

 今回はここまで。また次回。


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