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 2月一杯で、サンシャイン水族館が30年に渡るラッコの展示を終了してしまった。
 2頭飼育していたうちの1頭、メスのミールが年頭に死んでしまい、残ったオスのロイズは他の水族館に移り、繁殖に挑戦するという。
 ロイズがどこに行くのかはまだ公表されていないみたいだけど、もともと和歌山県のアドベンチャーワールドからサンシャイン水族館にやってきたということなので、古巣に戻るのかもしれないね。
 水族館で人気の高いラッコだけど、日本国内の水族館を全部合わせても13頭しかいないんだって。
 最盛期の平成6年には122頭いたのだが、絶滅危惧種に指定されたことから輸入されることがなくなり、国内水族館での繁殖も順調にいかず水族館での数を減らしているのだという。
 122頭が22年後に13頭ということは、繁殖はとても難しいのだろう。
 私にとって一番身近なところにあるサンシャイン水族館でラッコが見られなくなったことはとても残念なことだが、近い将来日本国内の水族館でラッコの姿が一切見られなくなる可能性があることを考えるとさらに残念だ
 でも良く考えてみよう。ラッコがなぜ絶滅危惧種になったのか。
 それは、ラッコの毛皮を目当てに人間が狩りつくしたためだ。
 そんな希少なラッコなのに、北海道の根室の海にほんの時々たかだか数頭が現れただけで、漁業被害が年間3千万円うんぬんと害獣扱い。人のための海にラッコは不要との意識が強く現実問題として共生は難しい。  さらに言えば、ラッコ狩りの犠牲になった生き物はラッコだけではない。
 ラッコの生息地に住んでいた7メートルから9メートルもの大きさがあったと言われるジュゴンの仲間、ステラーカイギュウは、ラッコ狩り猟師達の食料としてまさに狩りつくされ、絶滅してしまった。
 サンシャイン水族館のラッコ展示終了をただ寂しく思うだけでなく、人間が自然界の動物たちにどんな圧力を加え続けているのか考える機会にしたい。
 ぼくの水族園日記では、これからもサンシャイン水族館のラッコの回想記事を時々掲載するよ。

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